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郵便局員は年賀はがきの販売ノルマをどうやって達成しているのか? [語ります、内部事情・・・]

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年賀はがきが発売されてノルマ必達のため職員が必至になっています

で書いた通り、郵便局員は現在年賀はがきの個人ノルマ達成のため必至になっています。


どのようにノルマを達成していくのかが今回のテーマです。



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勤務経験が長い人は、だいたい自分のお客さんとして配達先に、会社であれば事務所、学校ならば事務室の事務員さんなどに顔の効く人とのつながりを持っています。

郵便配達には「通配」と呼ばれる通常郵便物のほかに、書留・小包などの対面配達により受領印をもらわないといけないモノもあります。

そのような機会を顔をつなぐチャンスと捉えて、名刺などを用意して自らを売り込み、その後の営業活動に繋げている人も多くいます。

自分の在籍時は、対外的な営業を行う部署以外の普通職員には名刺が支給されていませんでしたので、営業活動を熱心に行う人は自腹で名刺を作って、自分の配達担当地域外にまで出ていく人もいました。


実際、自分の先輩の例では事務員さんと親しくなって、切手シートが発売されれば声を掛けたり(事務所では切手を一定量消費しているため)、かもめーる(暑中見舞い)や年賀はがきが発売されれば学校や会社内の注文をまとめてもらうなどしてもらい、毎年まとまった注文を確保していました。


一般的には、配達先で事業や商売を行っているお宅などの需要が見込めるところに声掛けをして予約してもらったり、親戚や知り合いなどに頼んで(その近所のお宅も巻き込んで)なんとか数を確保していることと思います。



しかし、そんな簡単にこなせるノルマではありませんよ。


では、どうするのかいうと・・・  自腹を切ることになります!



そうです、自分で買います。

しかし、年賀はがきを何千枚も買っても使い切れません。

そこでだいたい考えるのが金券ショップに売ること

当然元の値段では買い取ってもらえませんが、その差額だけを負担することによってノルマ達成の犠牲とするのです。

この時期になると、相当数のはがきが金券ショップに持ち込まれて在庫がダブつくらしいです(笑)


他には、ヤフオクに出品する人も結構いるようです。

こちらも落札手数料も掛かりますし、当然元の値段では売れないので価格を下げて出品していますよね。出品されているものを見ると郵便局員ぽいなぁというのがあります。説明文に「ゆうパック送料込です」とか・・・(笑)


どちらにしても、年末が近づけば近づくほど「商品」としての価値が下がるわけですから、最初から割り切って「何枚は販売して、何枚は自腹を切る」とすでに考えて『実行』している人も多いはずですよ。

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