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郵便屋さんの赤いバイク [語ります、内部事情・・・]

「郵便やさん」と聞いて何をイメージされますか?

あの赤い郵便バイクについてのお話です。


いわゆる「カブ」ですが、局内では機動車と呼ばれてまして、排気量は50ccと90ccの2種類あります。

貯金や保険の職員が乗っているのが、50ccでナンバーは白、後ろのキャリアが集配よりも小さめです。

それに対して、集配職員が乗っているのが90ccでナンバーは黄色、後ろのキャリアは2段階になっていて、サイドのレバーを持って上に引き上げることによって積載できる量が増えます。

(原付免許しかない人用に50ccの集配用バイクもあります)

 ヤマハ・スズキ・ホンダの各メーカーから納入されていて、それぞれクセというか特長があると言われています。

○○はローのパワーがあるとか、○○は加速性がいいとか・・・

実際乗り比べると違うものでして、乗っている人のクセやメンテナンスによっても乗り心地が変わる点は車と同じかもしれません。

定期的なメンテナンスは業者さんが入ってますが、オイル交換やステップが曲がった、ランプが切れたなど軽微なものは各自で直します。


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赤バイクは郵便仕様
 

エンジンは右足のキックでかけて、ギアはロータリー式になっています。

操作は左足つま先で踏み込むとニュートラルから1速、2速、3速と変速して、逆にかかとで踏み込めば3速、2速、1速となっていきます。


通常、左手に郵便の束を持って配達するため、左ハンドルにはミラーとブレーキレバーはなく、ブレーキは右ハンドルがフロント、右足つま先がリアに対応している郵便仕様です。


昔は普通のハンドルでしたが、寒冷地仕様でグリップヒーターが登場して、最近では都市部でも標準で付いています。

冬場の配達は手がかじかんで感触がなくなるので、非常に便利な機能です。

2月の雨の日の配達なんて泣きそうになりますから・・ 

もちろん夏場はスイッチをオフにしていますよ。


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